暇と孤独とギャンブル欲
出張ってほんまに暇やねん。
仕事が終わったらホテル戻って寝るだけの毎日。
知らん土地やし、友達もおらん。仕事仲間はみんなパチ屋に直行。
そんな環境に放り込まれて、俺の頭の中ではずっと同じ言葉がリピートされてた。
「ちょっとぐらいなら大丈夫やろ」
パチ屋の誘惑
ホテルの横にパチ屋。
毎日その前を通るたびに、心のブレーキは削られていった。
ある日ついに入ってしまった。結果はボロ負け。
「取り返したい…」
その悔しさが、またインカジに繋がってしまった。
勝っても負けても地獄
最初のうちは勝った。
しかも過去最高額。
アドレナリン全開で頭おかしくなりそうになった。
でも勝ったお金をどう使う?
嫁には絶対言えへん。家族に何か買うわけにもいかん。
結局、全部ギャンブルに突っ込むしかなかった。
案の定、全額溶かした上にさらに100万の借金を作ってしまった。
勝っても地獄、負けても地獄。ほんまに逃げ場なんてなかった。
嘘で塗り固めた毎日
「仕事で疲れてる」
「こっちは出張大変やねん」
そんな言い訳ばっかりして、嫁に心配かけへんように装ってた。
でも自分でもわかってた。
「そのうちまたバレる」って。
それでもやめられへん。
孤独と暇と環境が揃えば、俺みたいな依存症は一瞬で飲み込まれてまう。
🕊 脱ギャン父ちゃん|禁ギャン33日目
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