嘘で守ったのは、自分自身だけだった
借金まみれでもギャンブルをやめられへんかった俺は
バレたら終わり。って怯えながら毎日生きてた。
だから家族に言う勇気なんか出るはずもなく、必死に隠してた。
通帳、カードの履歴、財布の中身。どれも誤魔化すことばっかり考えてた。
全部、嘘。全部、裏切り。
心臓が潰れそうな日々
嘘をつくたびに、心臓がバクバクしてた。
今日こそバレるかも。もう隠しきられへんかも。って
そんな不安に押しつぶされながら、
それでも手は止まらへんかった。
罪悪感で頭の中がいっぱいやのに、また賭けてしまう。
その繰り返しで、心がすり減っていった。
家族の笑顔が、怖かった
子どもたちの笑顔を見るたびに「ほんまごめんな」
ほんまに辛かった。。
嫁の何気ない優しさも、胸をえぐるように痛かった。
俺はなんでこんなことしてんねんって…
答えなんか分かってるのに、
やめられへん自分が情けなくて情けなくて。。
今だから分かること
あの頃の俺は隠すことで家族を守ってるなんてアホな勘違いしてた。
ほんまは逆やのに
隠せば隠すほど信頼を壊して、家族を傷つけて、自分自身も壊れてた。
あの頃の自分に言いたい。
「守りたいなら、まず正直になれ」「全部話して支えてもらえ」って
でももう過去には戻られへん。
せめて今は、同じ後悔を二度と繰り返さんように生きる。
🕊 脱ギャン父ちゃん|禁ギャン39日目
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